薬機法で管理されている商品は何？　知識向上　通販クイズ！その８

こんにちは、ニッセン東條です。

今回は、通販に関わるクイズ（その８）を配信させて頂きます。

薬機法に関する問題や食品系の問題も出題させて頂きます。

それではどうぞ。。。

■問題１

薬機法（医薬品医療機器等法）で管理されている商品は、「医薬部外品」「医療機器」「再生医療等製品」「化粧品」と、もう一つは何。

■選択肢

A：医薬品
B：食品

■問題２

健康食品（一般食品）の広告で表現可能なのは、次のうちどちらでしょうか。

■選択肢

A：疾病の治癒または予防を目的とする効能効果
B：栄養補給や健康維持など、一般的な食品の働き

■問題３

加工食品等を販売する際、「消費期限」または「賞味期限」を、「広告」に記載する必要はないが、「商品パッケージ」等には記載しなければならない。

■選択肢

A：○
B：×

それでは、クイズの答えを発表致します。

■問題１

正解　A：医薬品
解説

「食品」の一種である「健康食品」が、薬機法で指摘を受けているのをよく目にすると思いますが、実は「健康食品」は、薬機法の管理管轄ではありません。ではなぜ「健康食品」が薬機法で指摘を受けているかと言いますと、ただの「食品」なのに、「医薬品」のような効能効果（飲むだけで痩せる、若返る、〇〇に効く）を表示して、まるで「医薬品」であるかのように装うからです。このように、「医薬品」のように装っている「食品」の事を「無承認・無許可の医薬品」と呼びます。これらは、「医薬品」等に与えられている『（厚労省から認可を得た上で）効能効果を表示する権利』を侵害している為、「薬機法」で指摘を受ける事になります

■問題２

正解　B：栄養補給や健康維持など、一般的な食品の働き
解説

疾病の治癒または予防を目的とするのが「医薬品」で、栄養補給や健康維持を目的とするのが「健康食品」となります。

■問題３

正解　A：○
解説

加工食品でも、ガム（トクホのガム以外）・砂糖・塩・日本酒・ウイスキー・氷・梅干しなど、ごく一部の適切に保存すれば長持ちするモノは、「賞味期限」または「消費期限」表示の省略が認められていますが、基本的には、「賞味期限」または「消費期限」を「商品パッケージ」等に記載しなければなりません。ただし、広告にまで記載する必要はありません。

いかがでしたでしょうか。
今回は薬機法や食品についての問題を出させて頂きました。
商品のお取り扱いのある企業様では特に気を付けて下さいませ。

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